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レンズで繋がって生まれる。葵さん、嶺結さんの創り出す世界

POINT

葵さん・嶺結さんってどんな人たち?

高校生フォトグラファーと言われ、卒業後の現在も引き続き活躍を続けている葵さん。彼女がレンズに映す嶺結(みゆ)さんは、葵さんの友達であり、写真に映るモデルとして関わる仕事仲間でもある。

ふたりがレンズで繋がって生まれる写真の1枚1枚が、見ている私達も青春を味わっているかのような気持ちにさせてくれる。この夏もディスカバを彩ってくれているおふたりにインタビューしました!

02.

ー夏のディスカバ撮影はどうでしたか?

(嶺結)お仕事、というよりは遠足みたいな感じで行ったんですよね。もう私たちは大学生なのに制服も着れて、高校生みたいな青春ができました。

ー撮影の時期はいつ頃だったんでしょうか?

(葵)実はこれ4月に撮影だったんです…。風もめちゃくちゃ強くて大変でした。でもこの強い風がインパクトというか、写真の力強さを出してくれたと思います。

ー4月!?寒そう…!撮影はどんな感じで行われたんですか?

(葵)この日は結構ハードで、朝は海で撮影、午後はそのまま新大久保へ行って、屋上での撮影をしました。寒かったけど、制服久しぶりに着れて楽しかったです!

(嶺結)この日一緒に撮影をしていた2人は私の友達と、実の弟なんです。


ーあの写真のおふたりはお友達と嶺結さんの弟さんでしたか…!弟さんの方もてっきりクラスメイトなのかな?と思っていました。

(葵)写真を撮る上で一緒に映る人との関係はそのまま表情なんかに出てくるから、親しい人がいいね、っていう話になって、それで弟さんに頼んだんです。

ーそうだったんですね!私も動画を見させていただいて、本当に皆さん楽しそうに映っているなと感じました。

03.

ーおふたりは元から仲がいいとお聞きしていたんですが、どう言ったご関係なんですか?

(葵)今は私たち大学生2年生なんですけど、付き合いは高校2年生からでした。高校は違う学校に通っていて、そんなに頻繁に会っていたわけではないんです。

私から嶺結さんに依頼して、一緒に卒業制作の撮影をしました。今年で3年目で長い付き合いだなとおもいます。

家はお互い遠くて、お互い進路も全然違うけど、今でもなんかあったら報告し合うくらい仲良しなんです。

 

ー高校は別だったのにとても仲良しですね!「友達」との仕事って普通はあまりないと思いますが、撮影時に何か感じることはありますか?

(葵)ひとことで言うとやりやすいです。撮りたい表情だったり、もっとこうしてほしい!なんて要求がしやすいなと思います。

でも嶺結さんは要求したことを期待以上にしてやってくれるんです。尊敬しているし、仕事仲間としても友達としてもいい関係だなって思います。

ー今回のディスカバの撮影でおふたりが一緒に撮影するのは何回目なんですか?

(葵)今回で5回目です。初めて撮影した時は仕事ではなく、高校の卒業制作でした。

(嶺結)撮影を何回も2人でやって行くうちに、仕事とプライベートのメリハリがよりつけられるようになっていった気もします。

 

ーおふたりはこれまでもたくさん写真を撮られていたんですね!葵さんはもともと写真を撮ることがお好きだったんですか?

(葵)そうですね、普段から写真は好きで、仕事以外で写真を撮りたくなる瞬間はあります。

写真を通してその人との時間を共有するのが好きなんです。だから、風景画とかそういうのはあんまり撮りません。やっぱり人を撮るのが好きだなって思います。

 

ー「写真で時間を共有する」ってとても素敵ですね!ゆいさんは葵さんに写真を撮られる時や、撮ってもらった写真を見た時に何か感じるものはありますか?

(嶺結)彼女の撮る写真は他の人とは違う感じがするんです。やわらかさと強さを同時に引き出してくれるというか。葵さんにしか出せない色や温度感があると感じます。

もう写真を見ると誰の写真かわかるんです。この人はすごい人だなって思うし、これが葵さんの強さだなと思います。

04.

ー最後に、これから夏のディスカバに参加しようか迷っている中高生へ、おふたりからメッセージをください!

(嶺結)
私はディスカバの存在を知った時にはもう大学生でした。学校外の活動には興味があったけど、何もしないで高校生活終わっちゃったんです。

私みたいに何かをやろうとしている人もそうだけど、そうじゃない人にも、中高生全員に届いて欲しいと思います。

ディスカバは進路で迷っている人も、なにか専門的なことが知りたい人もたくさんのプログラムがあるから、何かをやって見るきっかけになるかもしれないし、色んな世界を知って欲しい。

やりたいことに悩んでいる人に届けばいいなと思うし、やりたいことが決まっている人も、大学に入る前に実際の現場の人から仕事について知れるのは大きいと思います。

 

(葵)
ディスカバに出会えた高校生って幸運だな、って思います。

私も高校生の時にSNSで存在を知り、世界が一気に広がりました。ディスカバは私がやりたいと思っていた学校生活ではできない経験が出来たんです。

今は勉強たのしくないと思うこともあるかもしれないけれど、高校生活は1生に1度だから、一瞬一瞬楽しんで欲しいなって思います!高校生に戻りたいと思っても私たち達は戻れないので…笑

やりたいことに向かっていかなきゃ勿体ないですよ!

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