ディスカバ!は桜美林大学入学部が2019年4月に開始した、高大連携プロジェクトです。
学習指導要領改定や入試制度の刷新など、大きな教育改革を前にして、大学が行うべき入試広報とは何だろう。考え抜いた末に見出した結論は、高校の探究学習のパートナーになろうという方向性でした。大学教員も学生も事務局も一丸となって、ディスカバの運営を始めました。
ディスカバ!が提案するのは、学問や社会の第一線から届ける「ミッション」です。
たとえば、英語で海外にプレゼンテーションする。
たとえば、新しい航空会社を構想する。
たとえば、子どもの居場所マップをつくる。
たとえば、地元の観光ツアーを企画する。
たとえば、3日だけでミュージカルを演じる。
▼これまでのプログラム一覧
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ミッションに取り組んだ高校生に、大学も本気でぶつかります。良い側面をきちんと評価し、さらによくなるようにフィードバックします。ときに涙を流すことも、一生の友だちに出会うこともあるでしょう。本気で取り組む経験の中から、高校生は「1cm先の未来」を見つけることができます。
ディスカバが大事にしているのは振り返りです。自分の体験を見つめているうちに、いつしか自分が学びたい探究テーマに気づく瞬間が訪れます。はじめは提示されたミッションにがむしゃらに取り組むだけでいいのです、いつしか自分自身のテーマが芽吹き、進路へとつながっていきます。そのようにして、2019年度には1,698人がディスカバのプログラムに参加しました。