小学校低学年をトラブルなく過ごしたらいせいさんは、学級委員長に。
しかしクラスで問題があった際に、リーダー役だったらいせいさんにまで不満が向けられてしまいます。人生で初めての挫折でした。
それがきっかけで、小学4年生からは学校に行けない時期も。卒業式も出席できませんでした。
中学校でもその経験を引きずりながら生活していましたが、大きな転機が訪れます。
中学3年生での屋久島おおぞら高校の体験入学です。
月に一度参加しているうちに、同じような経験をしている同級生たちとの交流が始まり、メンタルも持ち直していきました。
高校では積極的に校外活動に参加しました。自分の復活のきっかけになった体験入学の手伝いも。
「学校に行けなくて悩んでいる」「進路に不安を感じている」という中学生たちに対して、自分自身が中学生の時、周りの人にどんな言葉をもらいたかっただろう?と考えて、言葉をかけていたそう。
人の視点に立つことを学んだと振り返ります。