当時、世界ランキングが上位であった錦織選手にあこがれてテニスを始めたLyraさん。
小学4年から始め、小学生で硬式テニスを3年、中学生から軟式テニスを6年、9年程度続けており、現在もたまに行っています。テニスの魅力は、ラケットの向きで回転のかかり方や飛ぶ方向が全く変わってくるため繊細なスポーツであるというところ。自分が飛ばしたいところに打つためにはどうしたらいいのか考える必要があるため探究しがいがあります。
ディスカバ!プログラムで高校生のサポートをする大学生メンターたち。
今回は、メンター5期生として活躍している玉川大学教育学部1年生のLyraさんにインタビューしました!
当時、世界ランキングが上位であった錦織選手にあこがれてテニスを始めたLyraさん。
小学4年から始め、小学生で硬式テニスを3年、中学生から軟式テニスを6年、9年程度続けており、現在もたまに行っています。テニスの魅力は、ラケットの向きで回転のかかり方や飛ぶ方向が全く変わってくるため繊細なスポーツであるというところ。自分が飛ばしたいところに打つためにはどうしたらいいのか考える必要があるため探究しがいがあります。
高校3年の夏、桜美林大学に教育探究科学群が新しく設立された年で、面白そうと調べていたところディスカバ!のプログラムの探究プレゼミ「教育問題の探究科学」を見つけ、参加しました。
当時から教育に対して興味があり活動をしていたため、沢山発言をしたそうです。
探究プレゼミでは、「出口指導(進学/就職に焦点を当てた進路指導のこと)」を課題としてメンバーと探究を行いました。その中で、自分が出口指導に抱いている課題感(高校3年生次からの集中的な指導のみで、1/2年生への指導が手薄いことなど)を詳細に言語化できました。そのことが高校1・2年生から「自分自身と、自分が将来やりたいこと」について考えるプログラムの発案につながりました。
高校2年生の時に入った新聞部で、いつも楽しそうに仕事をしている顧問を見て、教育に関われば人生が楽しくなりそうと感じたそうです。
その当時、学校で中高生が未来の教育について考えるプログラムがあり、参加しました。
プログラムを通じて、自分が「面白い」と思う領域(当時の関心は、進路指導やキャリア教育)を見つけることができ、教育の面白さを実感しました。
このプログラムで、ディスカバ!事務局の人に出会い、活動を知りました。探究という新しい教育の形を、数多くの学校に届けているすごい人がいる。ということに刺激を受け、それと同時に希望も感じ、自分に大きな影響を及ぼしました。
メンターに応募したのは、教育の可能性を示してくれたディスカバ!事務局の皆さんのもとで現場を沢山経験できるチャンスだと思ったからです。
最初は、高校生に遠慮をしていた気がしますが、今では「今どう?」など遠慮せず聞けるようになり、いい意味で図々しくなったと思います。特に、高校に行って授業のサポートをする時はディスカバのイベントとは違い意思の有無に関係ないので、自分からアプローチしていくしか方法がないと思っています。現場を通して、弱気になったら心を開いてくれないからこそ、高校生を崩すぐらいのずうずうしさが必要だと感じています。「話してくれない?」という姿勢で取り組んでいるそうです!
「今後も教育という軸は変わらない」と話すLyraさん。
Lyraさんはディスカバ!以外でも、教育を軸とした活動に取り組んでいます。
主な活動は、「中高生による未来の教育づくり」をテーマとしたメディアコミュニティ「Miraiam」。会社を立ち上げて、事業として取り組んでいます。Miraiamでは、教育に興味がある中高生の活動を記録することを中心に、教育を受ける当事者である中高生が今どんな教育を欲しているのか発信を行うために、現在は取材に取り組んでいます。
実際に「中高生による未来の教育づくりをやり出そう!」となったのは高校3年生の冬。高校2年生の時(教育に興味を持ち始めた時期)”中高生が未来の教育について考えるサードプレイス”*1に参加したことから、中高生による未来の教育づくりにすごくワクワクを感じていました。
そして、実際に「中高生による未来の教育づくりができる居場所を作ってみたい。そのために会社を作りたい。」と同じサードプレイスに参加してくれていた友人がそう話してくれたことが、事業を始めたきっかけになりました。
自分の会社をやりながらディスカバ!もやってるのは、単に教育が好きだからだそうです。教育が好きだしワクワクするから、できることは無限にやりたい。
注釈
1)サードプレイスとは、自宅、学校や職場とは別に存在する居心地の良い居場所のこと。
大学生メンターとしてサポートに入って中高生自身が何か気付きを得られたときが一番うれしいと感じます。
高校生が悩んでいるときに、答えを導き出せるような問いを投げれるようなメンターでありたいと思います。また、自分の思いをもっとディスカバでも出していきたいと考えているので、行政や企業とのコラボレーション担当メンターで新たな領域を開拓していきたいと考えています。
好きだ!ワクワクする!って気持ちに正直であり続けていれば、素晴らしい探究者にも、起業家にも、6期メンターにもなりえると言えます。
誰が何をどう言おうと、自分が持っている気持ちが絶対的な正解であり本当だから、それをちゃんと信じて突き進んでいれば、自分が見たい世界に絶対辿り着けるはずと信じています。
名前:Lyra
大学:玉川大学 教育学部 通信教育課程
学んでること:社会教育主事の資格を取るため学んでいます。
ディスカバの好きなプログラム:高校に行って授業のサポートをすること(ディスカバ!forSchool)・3daysキャンプ