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【メンターインタビュー】高校時代の経験からメンターへ!

POINT

ディスカバ!プログラムで高校生のサポートをする大学生メンターたち。今回は、メンター5期生として活躍している桜美林大学リベラルアーツ学群1年生のまきさんにインタビューしました!

01.

まきさんは志望校を考えていた際、いくつかある志望校の1つに桜美林大学という選択肢がありました。しかし他にも志望校はあり、観光学を大学で学びたいまきさんにとって、その条件に当てはまった大学は数多くあったそうです。しかし、 まきさんには観光学以外にも学びたいことがいくつもありました。そこで幅広い学問分野に手を伸ばすことができる桜美林大学のリベラルアーツ学群に魅力を感じたそうです。このような理由から彼女は複数の志望校から桜美林大学に決めたのです。
まきさんが本格的に進路について考え始めたのは高校2年生からでした。高校のある二者面談の際に当時の担任の先生から桜美林大学を志望校に考えているならとディスカバ!プログラムへの参加を勧められてそこで初めてディスカバの存在を知ることになりました。そのため初めてディスカバに参加したのは高校3年生になった春休みで、Zoomでのオンラインプログラム「SDGsの世界」に参加したのです。

02.

ディスカバ!のプログラムの一つであるSDGsの世界とは17個の目標の中から1つ選んでワークシートにそって探究して5歳児に内容が伝わるように工夫して発表するというプログラムです。まきさんが当時選択したSDGsの目標は6番目の「だれもが安全な水とトイレを利用できるようにし、自分たちでずっと管理していけるようにしよう」という項目でした。
実際に探究したことを発表する際には、お水はどんな時に使うか問いかけたり、水のしくみを小道具を使って説明したそうです。
そしてアフリカなどの地方では水が簡単に手に入らないことを絵を使いながら工夫して話していました。
最後に「水を出しぱなしにしないこと」という5歳児でもできることを提示し、ここでも言葉で話すだけではなく、5歳児が興味・関心・理解ができるようにというところに注意を置いて、絵や小道具を使ってお話をしたようです。
この探究は手順がstepで分かれているので、やることが分からないということがなく、オンライン探究に対して「難しそう、不安」という気持ちもあったそうですが、分からないことがあっても気軽にメンターさんに聞ける空間が整えられていて楽しく探究することが出来たと教えてくれました。SDGsや5歳児について高校では学ぶことのできない新たな学びをすることができてとても良い時間となったそうです。

03.

まきさんは中学生の時に1度だけ学校で探究をする機会があったのですが、その当時はどのように探究を進めればいいのか説明が無く、探究の楽しさを感じることができなかったようです。しかし、高校生になってディスカバ!に参加した際に探究の進め方を分かりやすく教えてくれたり、分からないところがあった時に優しくサポートしてくれたのがメンターさんでした。ディスカバ!に参加して探究を楽しいと思うことが出来たのはメンターさんが常にサポートしてくれていたからだとまきさんは思ったそうです。「私が探究を楽しいと思えたように、これから先探究をしていく中高生の人にも楽しい探究を届けたい」という思いからメンターになったのです。

04.

まきさんが実際にメンターをしている様子

コミュニケーション能力をメンターになって得ることができました。」と語るまきさん。
メンターになるまでは人と関わるのは好きでしたが、恥ずかしがり屋な性格もありコミュニケーション能力は低かったそうです。しかし、メンターとして活動していく中で参加者の中・高校生や一緒に活動するメンターとの関わりの中で自然と身につけることができました。また、参加者同士が探究しやすい空間をつくるためにどうしたらよいのか考えたり現場の振り返りをしたりするなど自己分析を徹底するようになりました。

05.

まきさんのノート

学業の面では、自分自身の学びたい学問はもちろんそれ以外の学問も興味関心あるものは積極的に学んでいきたいと伝えてくれたまきさん。
ディスカバの活動ではたくさん現場に出て色んなファシリテーションの仕方をして参加者の探究が実りあるものになるように努力していきたいそうです。
そして、「メンターとしてより良い動きができるようになりたいです。そのためにディスカバの多くの現場に出てプログラムへの理解をさらに深め、探究をサポートするだけでなくリードしていけるようなメンターになれるよう自己分析の徹底だけではなく、周りからのフィードバックも大切にしながら自己の成長につなげていきたいと思っています。」とメンターとしてのこれからの抱負を語ってくれました。

06.

探究をしていることはなんだろう?と考えた時に具体的なテーマや実際にしていることがないというのが本音のまきさん。しかし、彼女は興味がある分野「観光学」そして「教育」という二つを掛け合わせた探究が出来たら良いなと考えています。特に修学旅行に焦点を当てて、修学旅行の教育的価値について考察、探究をしていきたいと語ります。
加えて小学校、中学校、高校、それぞれの段階の現状と課題を調査して、修学旅行という大きなイベントの価値について探究をして深めていきたいと伝えてくれました。

07.

私の新しい挑戦への一歩を踏み出すことができたのがディスカバ!です。高校生で初めてプログラムに参加した時、不安や緊張でいっぱいでしたが周りの人と一緒に活動することで楽しさに気づき、自分に自信が持てるようになりました。一歩踏み出すことで新しい自分を見つけられるかもしれません。ディスカバでは学校だけでは学ぶことのできない良い経験をすることができます。仲間とともに成長する喜びを、私たちと共に感じませんか?
皆さんの新たな一歩を私たちは全力でサポートします!

08.

名前:まき
大学:桜美林大学 リベラルアーツ学群1年
好きなこと:写真を撮ること、ライブに行くこと、旅行

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