オリンピック・パラリンピックの本場を経験した講師と、スポーツビジネスの世界を考える[トレーナー編]。
このプログラムに申し込んだ19名は、ひときわ体格の良い参加者が目立ちます。どうやら、ほぼ全員が運動部の所属とのこと。野球部、サッカー部、マネージャー、と多様です。
講師の菊地孝明さんは、国内外で7事業24店舗の健康・美容・トレーニングビジネスを展開する経営者でありながら、日本パラサイクリング連盟ナショナルチームでもトレーナーを務めています。ロンドン・リオのパラリンピックでは、選手をメダルへと導きました。
午前中は座学。菊地さんが撮影したパラリンピックの現場の写真に、参加者は興味津々です。選手村の裏話や、選手のオフショットは、本場ならでは。
午後はトレーニング。ストレッチをはじめとした身体のメンテナンス技術を、ワークを通して習得していきます。
スポーツにおいて重要なのは気持ちだと菊地さんは伝えます。世界一になる喜びを手にするため、障がいを越えて、チームとしてつながっていくこと。それは部活だって同じです。パラリンピックの世界と普段の日常がつながる、きっかけの日となりました。