「多言語音声翻訳コンテスト」が始まった背景には、よりグローバル化が進む社会の変化があります。
総務省とNICTは、世界の「言葉の壁」をなくし、グローバルで自由な交流を実現するため、「グローバルコミュニケーション計画2025」(※1)を推進し、多言語音声翻訳技術の開発・普及に取り組んでいます。
言葉の壁をなくして、世界中の誰とでもコミュニケーションを取れるのが多言語音声翻訳技術なのですね。コンテストのPVにも、技術を活用することで「新しい世界をつくりたい」というメッセージが語られています。
↑2020年度多言語音声翻訳コンテストPV
それでは、コンテストの内容を見ていきましょう。
本コンテストでは、「アイデア部門」と「試作品(PoC)部門」の2種類を募集します。「アイデア部門」では、世界の「言葉の壁」をなくす新しい「アイデア」を、「試作品(PoC)部門」では、世界の「言葉の壁」をなくす新しいアプリ・サービス・製品の試作品を募集します。(募集締切:令和2年11月27日(金))
「アイデア部門」ならば誰でも応募できそうです。プログラミングに得意な方は「試作品(PoC)部門」に挑戦してみるのもオススメです。
もしあなたが一次審査に通過したら、東京で開催される予定の審査会でプレゼンテーションの機会が設けられています!
多言語音声翻訳コンテスト(第2回)において、アイデアコンテストで優秀賞を獲得した愛媛県立西条高校3年(当時)の加藤優弥さん。
「アイデア」及び「試作品(PoC)」について選考の後、令和2年12月中旬頃に一次審査通過者を決定します。一次審査通過者には、令和3年1月30日(土)に開催する審査会にてプレゼンテーションをしていただき、審査の上、優秀作品を選定して表彰します。(開催日:令和3年1月30日(土)10時~)
※開催方法は新型コロナウイルス感染症の影響により変更になる可能性があります。
さて。今年、総務大臣賞に輝くのはいったいどんな提案なのでしょう?もしかしたら、あなたかもしれません!
↑多言語音声翻訳コンテスト(第2回)の試作品コンテストにおいて、ウェブ会議で試作品を示しながらプレゼンをする様子
優秀作品には総務大臣賞、NICT賞等を授与することとしています。世の中を変えることができるような新しい発想・アイデアを、お待ちしております。
詳しくは 公式ホームページ へ ( https://tagen.go.jp )