はじめて出会う47名の高校生が、ひとつのミュージカルをつくりあげる。厳しいプロの指導と大学生の応援で、自分の創造性に気づくワークショップ。
47名の高校生が申し込んだミュージカル・ワークショップ。何時間もかけて、全国各地から東京に高校生が集まりました。
多くの高校生は、ダンスなどの活動経験があるようです。ただし3日間でミュージカルをつくるのは初めて。はじめはお互いの自己紹介しながら、緊張をほぐしていきます。
練習場所は鏡張りのスタジオ。優しい大学生たちと、演目や配役を確認していきます。
ダンスの指導はキミホ・ハルバート先生。ベルギーやアメリカのバレエ団を経て、現在はクラシックバレエとコンテンポラリーバレエの専門家です。熱の入る指導に、会場の熱気が高まります。
歌の指導は塚田良平先生。AAAやEXILEのネスミスはじめ、多数のアーティストを育成する実績を持つ声楽の専門家です。芸能の最前線の現場からのメッセージを高校生に伝え、いよいよ歌のレッスンがはじまります。
長いようで短い三日間。先生たちの厳しい指導と、あたたかい励ましで、少しずつミュージカルが形になっていきます。
もちろんうまくいくことばかりではなく、思ったように演技できず、悔しさを感じる瞬間もあります。だからこそ最終日に待っている発表会は、大きな達成感に満ちあふれています。ここで出会った仲間は、生涯の宝物になるでしょう。