高校2年生の冬、会場に集ったのは大勢の高校生。周りを見渡しても知っている人はいません。オリエンテーションが始まったときはとても緊張してしまいました。
幸い、グローバル・イングリッシュ・キャンプの教室で出会ったのは明るい高校生たち。留学経験のある子も、航空業界ではたらく夢を持った高校生もいました。このプログラムの特徴は3日間ずっと英語しか使ってはいけないところ。なぎささんは仲間たちと協力しながらこのミッションを乗り切り、最終プレゼンテーションをやり遂げることができました。
このプログラムで成長したポイントについて、なぎささんはこのように語っています。
POINT
①同じ夢を持つ友だちができた
②高校生同士の関わりで英語のスキルを自覚することができた
③プレゼンテーションのコツを学んだ
このようにして、なぎささんは新しい世界にも楽しんで参加することができる新しい自分に気づきます。
そして高校3年生の夏、次に参加したディスカバプログラムはリーダーシップ・エンパワーメント・プログラム。海外の大学生たちと交流しながら英語力を磨くプログラムです。
このプログラムでは毎日プレゼンテーションの機会があるため、頭がパンパンになるくらい大変だったといいます。だからこそ、ダントツに英語力も向上しました。しかもなぎささんは、参加高校生を代表して、海外学生を自分の家へのホームステイに迎える役割に立候補しました。
なぎささんと一週間をともにしたのは、レイチェル。普段はイギリスのケンブリッジ大学で学んでいますが、文化やリーダーシップを学ぶため彼女は日本を訪れました。
はじめは自宅でレイチェルと何を話していいかわからず、緊張しながら英語を話していたなぎささんですが、一緒に食事に行ったり観光に行ったり、たくさんの時間をともにする中で変化を感じ始めます。生活しながら、気楽に英語を話せるようになったそうです。
最終日、レイチェルから手渡された修了証は、なぎささんの宝物になりました。